心筋梗塞(=しんきんこうそく)
冠状動脈(=かんじょうどうみゃく:大動脈から枝分かれして心臓の外壁を上から下へとりまいている心臓組織に酸素や栄養を供給するための動脈。)に動脈硬化が起こり、血管の中が細くなり血液が旨くながれなくなる為、その部分の心筋(=しんきん:心臓を動かしている筋肉)に酸素などが行かなくなり、心筋が壊死(えし:組織や細胞が部分的にに死滅すること。)する疾患。心筋梗塞になると胸に激しい痛みや圧迫感が起こり、長時間持続し、呼吸困難・不整脈・ショック状態などを引き起こし死亡する場合も多い病気。

 狭心症(=きょうしんしょう)
心筋の虚血(=きょけつ:心筋に血が足りない状態)が起こり、まだ心筋が壊死に陥っていない状態。心筋梗塞の前駆症状として注意が必要。

 血糖値(=けっとうち)
血液中のブドウ糖の濃度。血液の中にどれだけブドウ糖が含まれているかの値。健康成人では空腹時で血液100ミリリットル中70〜110ミリグラムが平均とされています。この値よりも高いと「高血糖(=こうけっとう)」、低いと「*低血糖(=ていけっとう)」と言います。糖尿病とは高血糖の状態が続く病気です。血糖値はmg/dLという単位で表します。

 低血糖(=ていけっとう)
血糖値が正常範囲より低い状態(約60mg/dL以下)を低血糖といいます。低血糖によって引き起こされる色々な症状を「低血糖症」と言います。低血糖症は、薬物療法をしている人で薬の作用が強く出過ぎたときに等に起こりることが多く見られます。砂糖やブドウ糖などの糖分を口にすることですぐに回復しますが、意識障害や昏睡(=こんすい)など深刻な状態に陥っている場合もあります。症状としては動悸、冷や汗、手の震え、頭痛、身体に力が入らなくなる、異常な空腹感、頭がボーっとする、など多用な症状がみられます。

 ブドウ糖
糖分の一種で「グルコース」とも言います。ごはんやパン、果物といった糖質食品を体内で消化吸収することで作り出され、血液中にほぼ一定量を保っています。ブドウ糖は「インスリン」によって細胞に取り込まれ、身体活動のエネルギー源となります。

 糖質
たんぱく質、脂質と並び、三大栄養素のひとつが糖質です。糖質は体内では主にエネルギー源としてよく使われます。炭水化物ともいい、食べ物ではごはんやパンなどのでんぷん、他に果物類が多く含んでいます。糖質は体内で消化吸収される過程でいくつかの糖分に分解されますが、そのうちのひとつがブドウ糖(=グルコース)です。

 膵臓(=すいぞう)
上腹部の左寄り、胃の後方に横たわる灰黄色の臓器を膵臓といいます。膵液(=すいえき:弱アルカリ性で、タンパク質・脂質・炭水化物などを加水分解する酵素を含んでいます)を分泌して十二指腸に排出し、またランゲルハンス島からインシュリン・グルカゴンなどのホルモンを分泌します。

 インスリン
膵臓(=すいぞう)のβ細胞から分泌されるホルモンで、血液中のブドウ糖を細胞内に取り入れエネルギー源として利用する時に必要なものです。糖尿病は、このインスリンの分泌量が減少したり、インスリンが作用しているにも関わらず細胞にインスリン抵抗性=インスリンが作用できない、しにくい状態があることからインスリンの作用が低下し、ブドウ糖が利用されずに血液中に溢れてしまう病気のことです。

 ランゲルハンス島
膵臓(=すいぞう)の中にあって、インスリンなどのホルモンを分泌することのできる細胞が集まっているところ。「ラ氏島」「膵島」ともいいます。地図上に描かれた島のように分散して存在しているために「島」と名付けられています。ランゲルハンスは19世紀のドイツに実在した医学者です。

 β細胞(=べーたさいぼう)
ランゲルハンス島にあるインスリンを分泌する細胞のこと。β細胞の機能が低下する=インスリンの分泌量が減ると、糖尿病が発病します。1型糖尿病ではβ細胞はほとんど機能しなくなりますが、2型糖尿病ではある程度インスリン分泌能力が残っていて、早めにインスリン療法を始めβ細胞を助けてあげると、働きが回復することがあります。

 アルブミン
腎症がある程度進行すると、たんぱく質が尿に混ざって出るようになります。これを「たんぱく尿」と呼びます。このたんぱく尿が頻繁に出る前にアルブミンというたんぱく質は先に排出されるようになります。これを「アルブミン尿」といいます。腎症の進行防止には、アルブミンをごくわずか排泄する「微量アルブミン尿」の段階から早期に見つけ、血糖値・血圧を厳格に管理することが大切です。

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